自我の終焉 絶対自由への道 1 J.クリシュナムーティ 根木 宏／山口 圭三郎

最寄りの店舗で直接購入した単行本です。

この本はクリシュナムーティがこれまでに書いたものと、彼の講演の記録の中から、選んで編集されたものですが、読者はこの本の中に、人間の根源的な問題を発見することでしょう。

それと同時に、その問題を解決することができる唯一の方法によって―すなわち独力で、そして一人で―それを解決したい、という誘惑を感じることでしょう……既成の宗教や、それに属している宗教家や、その聖典、協義、制度、儀式というものは、人間の根源的な問題に対して、誤った解答を与えているに過ぎません……人間の実存の根拠とすべきこの永遠の「真実在」に到達するのは、自己認識を通してであって、誰か他の人間のシンボルを信仰することによってではないのです。


裏表紙が少し破れています。

表紙とページの縁には発売（増刷発行）からの長期保管年数（約２６年）による日焼け跡が少し見られますが、中身のページは至って綺麗です。

極美品の状態かと思われます。


【商品仕様】

●商品名：自我の終焉絶対自由への道

●著者：J.クリシュナムーティ【著】根木宏／山口圭三郎【訳】

●出版社：篠崎書林

●発売日：1997年6月10日増補発行

●ページ数：446ページ

●目次：

訳者まえがき…i

第一部提言－愛・平和・自由
第一章はじめに…3
第二章私たちは何を求めているのか…18
第三章個人と社会…27
第四章自己認識…39
第五章行為と観念…53
第六章信念…65
第七章努力…80
第八章矛盾…88
第九章自我とは何か…97
第十章恐怖…109
第十一章素朴…117
第十二章受動的な凝視…126
第十三章欲望…135
第十四章関係と孤立…144
第十五章「思考する人」と「思考」…150
第十六章思考は私たちの問題を解決することができるか…155
第十七章精神の働き…162
第十八章自己欺瞞…170
第十九章自己中心的な行動…179
第二十章…