雑誌『工藝』90号

柳宗悦が1931年から1951年の間に発行した雑誌『工藝』の第90号です。


雑誌『工藝』は日本民藝協会の機関誌で、思想家柳宗悦を中心に昭和6年1月に創刊され、昭和26年の120号をもって終刊しました。
柳らが新しく見出した工芸品が次々と特集され、型染・織物・漆絵・版画など多彩な工芸手法で装幀されました。また、中の用紙は厳選された各地の手漉き和紙を使用し、さらに小間絵（挿絵）も芹沢銈介をはじめ民藝運動の同人たちが担当しました。

【目次】
支那の影戯：中丸平一郎
人形と人間：柳宗悦
美の工作：井上吉次郎
釜屋のことども：杉本捷雄
挿絵小註：中丸平一郎
あとがき：中丸平一郎
編輯後記：無記名
特集趣旨・鈴木繁男紹介
寄付報告
お知らせ・協会事務所引っ越し
会員募集
日本　小絵馬・朝鮮　石工品・支那　影絵・日本民藝館
李朝陶磁図譜・編輯柳宗悦・日本民藝協会
香墨紙筆・法帳其他・西欧工藝・鳩居堂
たくみ工藝店
「道具紋尽し」芹澤銈介画彫・日本民藝協会
奥州げてもの・本郷切通坂・羽黒堂、「茶道を想う」「美の国と民藝」
芹澤銈介氏案特製「工藝」の帙・申込所・日本民藝協会
葛布帖・作竝選・外村吉之介

装幀：鈴木繁男
小間絵：志那影絵
表紙：野州鳥山
用紙：野州鳥山


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